ル・クルーゼの鍋のできるまで♪
ル・クルーゼのお鍋のできるまでを簡単にご紹介♪
ルクルーゼのホーロー鍋の原料は、銑鉄、鉄(または再利用鉄)、コークスなど。
ルクルーゼの1つの鋳物ホーロー製品をつくるには凸凹2つの型が必要で、凹型は外側の形、凸型は内側の形を型取るのに使われます。
ですから、最初にル・クルーゼの型をつくらなければなりません
金属製の型の中に砂を流し込んでルクルーゼの型は出来上がり。
2つの砂型を重ねて出来る隙間に1400度以上の高熱で溶かされた鉄とコークスを入れて、
継ぎ目のない一体型の鋳物が作られます。
全ての工程をコンピューターにコントロールしながらすすめられます。
その中でも1番注意されているのが温度と流し込むタイミングだそうです。
流し込み方が悪いと、商品に問題が出てくるので、慎重に行われるのでしょう
流し込んだ鉄が冷めてきたら砂の型を割って中の鋳型を取り出し、崩した砂型はまた次の砂型に使用されます。
鋳型を取り出したときに、全部のルクルーゼ鋳物は熟練した職人によって入念にチェックされるそうです。
もし問題のある鋳物ができてしまったら、壊してからもう1度1から作り直しします。
この検品に合格すると、機械と人間で2段階のクリーニング工程をし、美しく滑らかなルクルーゼ鋳物が出来上がるのです。
滑らかになったルクルーゼの鋳物は、耐久性と保温性を高めるために、鍋の外側は2層以上のエナメルコーティング(ホーロー加工)が施されます。
まず1層目のベースコートは840度で焼き付けられ、2層目以降からカラーコートは800度で焼き付けられるそうです。
ルクルーゼ鍋の内側もエナメル質のホーロー加工を施しています。
ですから煮物はもちろん、揚げ物、炒め物などどんな料理も美味しく仕上がるのです。
そして出来上がったルクルーゼの商品は、最後に専任の担当者による厳しいチェックのもと箱づめされていきます。
やはり、ひとつのお鍋を作ることに砂型を作って流し込んだ鉄がさめて砂の型を割って取り出すというよすな手のかかる製造方法をしているのを知ってしまいますと、
ル・クルーゼの商品のお値段が鍋の割りに値段が高いのも仕方ないかな・・・と思ってしまいます